このお話は

妻だって、嫁だって、女としての癒しの時間が必要なんですー。
谷山美津子、38歳。お見合い結婚3年目。夫には感謝しています。介護中の義母は時々辛辣だけど、これも嫁の務め、そう思ってきました。でも、家族の本音を知ってしまった私はあの男(ひと)に出会いました。でも、これは一晩だけのことだと思っていたのに…。

 

登場人物紹介

  • 谷山美津子(たにやまみつこ)義母の介護に奮闘する毎日。夫や義母のため頑張るのが、家族の一員として当たり前と思ってきたが、夫のスマホのあるメッセージを見てしまい…。
  • 青木文也(あおきふみや)美津子がバーで出会った青年。家族との関係を嘆く美津子に「あなたは頑張っている」と言葉をかけてくれ、美津子は思わず…。
  • 谷山康隆(たにやまやすたか) 美津子の夫。義母の介護を一手に引き受ける美津子に「感謝している」と言ってはいるが…。
  • 谷山三也子(たにやまみやこ)美津子の義母。脳梗塞で倒れ、自宅療養中。美津子には何かときつく当たる。息子を溺愛している。
  • 真理(まり)美津子の義妹。子供を連れ、頻繁に実家に顔を出す。美津子を“地味”と馬鹿にしているところも。
 

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