世界の終わりとオートマチック

著者:岡井ハルコ

あらすじ

人生の終わりを決められた時、人はどう生きるのか。すべてを青い猫が見ていた―。

寿命が80年に定められ、生前葬が主流になった時代。
終わりを決められた人々は、その時を悔いなく、華やかに迎えるべく
生きているはずだった。
しかしその一方で、人生を全うしたはずの死者とともに
“青い猫”が現れるという都市伝説が人々の間で囁かれ始め…。