2025夏まで

2025夏まで

著者:長浜幸子

あらすじ

“恋をすること”が、誰かを不幸にするなんて、思わなかった―。長浜幸子が描くサスペンス。

私が恋した人は、死んでしまうー。
あの時、私は恋をしていた。出会ってすぐ、ふたりきりで会ったのは2回だけ。まだ誰にも言っていない、まだまだ始まったばかりの恋だった。でも、彼は何者かに殺されてしまった。「私が彼に恋をしたから」だなんて思わない、けどー。