著者:長浜幸子
私はただ、愛する人と、いつもの朝をむかえたい。それだけだった―。 9年前、両親を事故で亡くし、官能小説家の叔父・陸人と暮らし始めた野乃。 野乃にとって、陸人は世界で一番大切な人。 ある日、野乃と同じ誕生日の女性が次々と殺される事件が発生。 そして、野乃の身にもー!? さらに陸人が犯罪者だという男が現れ!? ひとりの少女をめぐる緊迫のサスペンスが始まる!!