著者:紡木たく
母が再婚し、妹が生まれ、新しい家族のなかで居場所がなくなったと感じる少女・さな。 「いなくてもいー人なんて、神さまにはひとりもいない」中学の時の同級生・ユキはそう言うのだが…。 少女を取りまく家族の愛、そして命の再生の物語。