このお話は

16歳の誕生日の夜、両親を殺された夏姫。
夏姫は一命を取り留めるが、彼女を待っていたのは、残忍な男との監禁生活だった。
しかも世間では、自分が両親を殺した犯人にされていると知り、
さらなる絶望の淵に立たされた夏姫。
女の人生を取り戻すため、少女の復讐が、今はじまる―。

 

登場人物紹介

  • 沙賀沼夏姫(さがぬまなつき)16歳の誕生日に両親を殺され、自らも5年間監禁されていた。両親殺害の実行犯・黒澤へ復讐するため、生きてきたが…。
  • 黒澤新生(くろさわしんせい)両親殺しの真犯人と思い込んだ夏姫により復讐の対象に。一命を取り留めた後、一時は夏姫と思い合う仲になったが…。
  • 黒澤翔生(くろさわしょうせい)新生の双子の弟。14歳で死んだはずが、闇社会の大物として生きていた。夏姫の両親殺害の真犯人。夏姫に執着している。
  • 滝沢景虎(たきざわかげとら)新宿をアジトにする「滝沢組」の組長。夏姫を気に入り、妻にしようとした。
  • 井筒清隆(いづつきよたか)銀座の老舗呉服店店主。夏姫が「夢」と名乗り銀座のクラブで働いていた際に出会った。夏姫の身を案じ、力になろうとする。
  • マリア夏姫がカナと名乗り、勤めていた新宿のキャバクラの同僚。美雨という娘がいるシングルマザー。
  • 沙賀沼詩織(さがぬましおり)夏姫のいとこ。夏姫の両親殺害を翔生に依頼した叔父・秀雄の娘。兄・秀明の死を夏姫のせいと思っていたが…。
  • 森(もり)新生と翔生の中学時代の教師。翔生の闇の部分に気づき、手を貸していた。
 

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